健康意識の高い人々、美容に良い食品をお求め方々の間では、世界的に人気のマヌカハニーですが、新型コロナの流行で有名となったPCR検査をマヌカ花粉のDNAを確認するために使用していることは、別記事でもご紹介致しました。
ところで、皆様はPCRのCt値(Cqと記載する場合もあり)に関する議論はご存知でしょうか?検査の感度に関する数値と思って頂けると良いのですが、Ct値が1つ増えるたびに感度がだいたい2倍になると考えられます。
マヌカハニーの花粉は風に吹かれて空気中に飛んでいるものもあるでしょうから、あまりにも微量なDNAまで検出していると、本来の花蜜と一緒に運ばれてきた花粉のDNAなのか、他のルートから混じりこんだのかの区別もつかなくなりますので、Ct値(Cq)は36未満をという基準になっています。つまり、感度は適切に設定しないと、無闇に高くしすぎるのも不適切であるということになります。
コロナのPCR検査検査においては、感度が低すぎると陽性者を見逃しやすくなりますし、感度が高すぎると問題のない人まで陽性と誤判定するおそれもあります。国ごと、機関ごとに色々な値に設定されていて、統一が取れていないのが現状のようです。