マヌカハニーを愛用されている方は、日頃から美容、健康意識の高い人々が多く、きっと本物志向が強いでしょう。しかし、現実には、世界市場で本物のマヌカハニーがそのままのラベルの記載通りであることは、二割未満[1]だと言われています。
ニュージーランド政府では、貴重な輸出品であるマヌカハニーの信頼性を高め、粗悪品や偽物を排除するため、第一次産業省が中心となって、国家的な規格づくりなども進められています。過去にはマヌカハニーの品質、グレードを示すために様々な規格が乱立し、今でも企業の独自規格で等級(グレード)を示す数値を表示しているものもありますが、これまでの動向などから推測しますと、今後はUMF表記とMGO表記の2つが信頼のできるものと見なされるようになると考えられます。これはニュージーランド在住のこの業界の関係者などから聞いた情報に基づき、弊社なりに推測してみた意見です。
MGOはマヌカハニーに特徴的に含まれる抗菌物質メチルグリオキサール(Methylglyoxal)に因んだもので、マヌカヘルス社が商標として登録しています。UMFは同国の業界団体であるUMFはちみつ協会(UMFHA)が認証しています。ニュージーランドでは、政府出資の第三者機関(研究所)による成分分析ができ、マヌカハニーに特有の成分やはちみつの品質管理のために確認すべき成分などを検査していますので、それらの検査機関に依頼した測定結果は信頼できます。UMFの場合は、それを自社ではなく第三者であるUMFHAにも認証されているという点で、信頼度も高く、弊社で取り扱っているGIbbs社のKOTAHI®もUMF認証を受けた製品です。
せっかくの高級品ですので、皆様には、是非安心のできる本物のマヌカハニーを入手して頂きたいと思います。
参考